脳損傷者の自動車運転

脳損傷者の自動車運転再開支援をテーマとした研修会に参加してきました。


グリップハンドルとか左足用アクセルとか、ほんの少しだけ見学したことはあったけど、お医者さんの目線でじっくり話を聞くのは初めてだったのですんごい新鮮!!!
研修会のなかででた疾患は糖尿病、てんかん、高次脳機能障害。
てんかんの交通事故はニュースで取り上げられたこともありましたね・・・
運転再開の意欲付けとしてセーフティーナビ(ゲームセンターにあるレーシングゲームの筺体みたいなもの)でシミュレーションをやるらしいのだが、やはりというかなんというか、シミュレーションで危険運転を指摘されても「これはゲームだから!実際は違う!!」という患者さんはいるらしい。
このようなケースはどの業界も同じですねー
(ちなみにセーフティーナビは全国の病院で100台あるようです)
大変興味深かったのは「運転再開後に事故を起こした人は、たいてい疾患を患う前にも同じような事故を起こしている」と話しをされたことです。
この事故とは不注意による事故(渋滞中のコツン事故)が例だったのですが、結局は疾患うんぬんではなく人間性(?)が関係してそうですね・・・(;一_一)
ちなみに運転再開に関する研究会は3団体あり、それらが来年に合同研究会を開催するとの告知をしてました。
検索したらホームページを見つけたので張っておきますw
http://www.js-safedrmd.jp/contact.html
近頃はいろんな分野の研修会が開催されてきており、いろんな知識が得られるので大変ありがたいです。
でも、聴覚の分野は言語聴覚士のなかでもまだまだ少ないので、もっと研修会が増えてほしいですね<(`^´)>
ではでは。

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