ウィムッシュ!
本の内容を充実させるために、数人の知り合いに執筆の一部を依頼することにした。
構成案と文字数、用語の統一、締切などを示した依頼文を作成し、協力してくれそうな知り合いに送付する。
すると、さっそく1人から返信が入る。
「是非、ご協力させていただきます。」
おお!幸先良いスタート!
その後も2人、3人と良い返事をいただく。
だが、すんなり引き受けてくれたのはここまで。ここからは専門家らしい依頼の引き受け方が続く。
「代わりと言っては何ですが、研修会で1コマ講演をお願いしたく・・・」
「代わりと言っては何ですが、会報誌にコラムを1ページお願いしたく・・・」
そう。依頼の交換条件!
こちらはお願いしている立場なので、向こうのお願いを無下に断ることはできない。
だが、執筆だけでも自分のキャパシティギリギリで行っているのに、これ以上に仕事を回されたのではもう本当にパンクしてしまう!
そんな状態に追い打ちをかけるように、ついに恐れていた『お願い』がきてしまう。
「代わりと言っては何ですが、私の所属する勉強会の幹事を引き受けていただけないでしょうか?ちなみに任期は2年です。」
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もう勘弁してくれーーー!!!
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