オーダー「先輩との勉強会その2」

仕事

ウィムッシュ!

記念すべき勉強会最初のテーマは、専門家らしく『言語聴覚士』のキャッチコピーから始まった。

 

「先輩、話す・聞く・飲み込むことの専門家ってどうでしょう?」

「いや、飲み込むってのは正確ではない。飲み込む前段階から言語聴覚士の評価は始まっているはずだ。」

「そうすると、話す、も変わってきますよね?話す、聞く、書く、読むなどの全ての言語活動が対象ですから。」

「その通り。ちなみに、言語活動といっても音声言語に限られている訳ではないのもポイントだ。手話が言語として認められているように、言語とはもっと幅広く捉えられて然るべきだ。」

 

おお!しっかり付いていけてるじゃないか自分!

これだよこれ!これこそが自分の求めていた勉強会だよ!

 

正確性を重視するとキャッチーさがなくなり、キャッチーさを意識すると正確性が損なわれる。

この難問にお互いの知識ぶつけ合うも、良い表現は見つからず。とりあえず、一旦保留にして他の箇所の間違いに進むことに。

しかし、ここで驚愕の事実に気づく。

 

いまの議論だけで1時間も経過している!?

 

ここで先輩からポロッと本音が漏れる。

 

「5時間じゃ短かったかなー。」

1行で1時間掛かるんだったら、100箇所終わるのに何時間必要なんだー!

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