ウィムッシュ!
原稿は全章完成後に入稿するものではないらしい。
書き上がったところから送付し、入稿前に担当編集者が目を通してブラッシュアップしていくようだ。
この事実に気付くまでにけっこうな月日がかかった。
何故なら、原稿送付後に編集者が訳の分からないコメントを返してきたからだ。
「本章では○○について解説されている。教科書的な内容だけでなく著者の実体験も添えられており、読者の理解も促進されるだろう。」
「本章では××について解説されている。難しい内容ながら笑える箇所があることでノンストレスで読むことができた。」
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何故、評論家調?
え?編集者ってこんな感じでコメント返してくるの?
もっとここをこうした方が良い、ああした方が良いとか、てっきり同じ目線でゴールを目指すのかと思ってたんだけど。
まぁ、やり方さえ把握できれば相手の論調なんて別に構わない。
別に構わないんだけど、ただ、論調とは別に添えられている担当者直筆の一言コメントが気になって仕方がない。
「この文章がとても素敵です!」
「ここの言い回しがいいですね!」
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コメントの世界観と語彙のレベルを統一してくれーーー!!!
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