JAPAN補聴器フォーラム2018に参加してきました

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2018年9月22日土曜日、23日日曜日に秋葉原UDXで開催されましたJAPAN補聴器フォーラム2018に参加してきました。
補聴器メーカーが一堂に会する展示会は少ないのでかなり貴重なイベントです!
各メーカー主力商品を軸にアピールしていたので、ここぞとばかりに最新情報をゲットしてきました。

リオネット

リオネット補聴器

リオネットは2017年に世界初となる軟骨導補聴器を開発しました。

これまで、一般的な補聴器の使用が難しい方(外耳道閉鎖症や小耳症の方など)は、ヘッドバンドタイプやメガネ型などの骨導補聴器や埋め込み型骨導補聴器(BAHA)といった限られた選択肢しかありませんでした。リオネットが「「きこえ」への選択肢を拡げたい。」という思いを胸に奈良県立医科大学との共同研究の末、誕生したのが軟骨伝導補聴器です。

今回の目玉だろうと期待してブースへ行きましたが・・・軟骨伝導補聴器はありませんでした。。。
お話はたくさん聞けましたが、実物はまたの機会に期待したいと思います。

リオネットのブースでは、補聴器の歴史がわかる発売当初から現在の最新機種までを展示していました。

日本の補聴器業界をリードしてきたメーカーですので、日本で初めて発売されたボックス型補聴器を見ることができたのは感動です!

Pasonic

Pasonic

うさぎのCMが印象深いPasonic補聴器です。

充電式補聴器「G4シリーズ」をメインとして展示していました。

短い充電時間で使用でき、TVアダプタを接続することでテレビの音を無線で補聴器にとばすことができるようです。

ワイデックス

ワイデックス

ワイデックスの最新機種は、AI(人工知能)を搭載した機種「EVOKE(イヴォーク)」です。

AI機能には「サウンドセンスアダプト」と「サウンドセンス ラーン」の2つの調整機能があり、スマートホン専用アプリや専用リモコンから、利用シーン毎にユーザー自らが調整することで、自分好みの音に進化させていけるというものです。
自分好みに調整した音をひとつの「お気に入りプログラム」として登録し、さらにGPSで場所を登録することで自動的に切り替わることができます。

実際にスマホアプリでサウンドセンスアダプトを体験させてもらいました。
その場の音情報に対して、2,3パターン調整の違う音が出力され、どの調整が聞きやすいか答えていきます。これを7通りほど(細かくやるなら20通り以上)行うことで、自分好みの調整プログラムが出来上がります。
補聴器は実際に使用する環境に合わせた調整が必要ですが、店舗ではユーザーの環境を再現できないため調整が難しいこともありました。
ですが、このEVOKEはユーザー自身がその環境に合わせて調整できるので、満足のいく結果が得られるのではと期待ができます。

あと、注目したいのは乾燥器です。

DRY-GO UV [ドライゴー ユーブイ](写真の右)
温風対流により補聴器を強力乾燥し、紫外線により細菌やバクテリア、真菌類を99.9%除菌できる乾燥器です。
電源はACアダプターかUSBケーブルから供給でき、持ち運びケースもついていますので、出張や旅行にも対応できます。

DRY-CAP UV[ドライキャップ ユーブイ](写真の左)
充電式補聴器を充電した状態のまま乾燥できる革命的な乾燥器です。
充電状態の補聴器に容器をかぶせるだけの簡単な取り扱いで、風対流とUV-Cライトによる除菌で補聴器を常に清潔な状態に保てます。

シリカゲルによる乾燥ではどうして不十分になりがちなので、本格的な乾燥器は需要もあるかと思います。

オーティコン

オーティコン

オーティコンの目玉は何といっても「オープン」です。
オーティコンオープンの極めて高速な処理能力では周囲の全方位の音環境を分析します。音とノイズを正確に区分し、不要なノイズだけを抑えて、より自然な360°の音の世界を届けます。

VRによる視覚と聴覚によるオープンの聞こえを体験しましたが・・・かなりびっくりしました。
レストランでの食事場面の再現でしたが、本当に360度どこから話しかけられても聞こえ、周囲にある楽器演奏や食器のカチャカチャ音の中から会話音を抽出している印象でした。

ちなみに、オーティコンさんはオープンに驚いてしまい写真を撮り忘れましたw

シグニア

シグニア

「もう補聴器と呼ばない、スタイレット。イヤウェア、すぐれた音質と新しいデザイン。」がキャッチコピーのニューモデル補聴器です。

シグニアはいつも独創的な形状の補聴器を開発します。以前にも「COOL」というモデルを発売していました。
担当者曰く、「一定の支持者がいる」とのことです。ちなみに私もCOOLの形状は評価できると思っていますw

フォナック

フォナック

ここ数年、フォナックの知名度を急激に押し上げた製品は「ロジャー」ではないでしょうか。
補聴器や人工内耳に接続して、話者の音声を直接届けるデジタル補聴援助システム、それが「ロジャー」です。

その最新モデルのロジャーセレクトを体験しました。
特徴は、「セレクト」と銘打っているとおり、収集する音源の方向を自分で選択できることです。
ちなみに担当者からセレクト使用者の感想を聞いたところ、『会議中の自分の音も聴取できて嬉しい!』といったものがあったとのこと。
確かに、いままでの補聴援助システムは卓上会議などでは主に相手の声を聴取することに重きを置いていました。ですが、難聴者は相手の声はもちろん、自分の声も聴きたかったようです。セレクトにすることで、これが実現できたことは予想外の反響があったとのことです。
実際に体験してみましたが、明瞭さには驚きました。
担当者にセレクトを持ってもらい、にぎやかな会場のなかで聴取してみたのですが、音源の選択(指向性)により周囲の音があまり入ってこずに担当者の音声が聴こえました。
技術の進歩はすごいですね!

下の写真は、ロジャーセレクトの選択指向性の様子です。緑色に光っているところがマイクの選択されていることになっています。

1枚目が全方向、つまり無指向性。
2枚目が自分と正面のみ選択指向性。
ちなみに全方向の場合、常時無指向性ではなく音源を関知し、その方向をより集音できるオート指向性(?)のようです。


(全方向集音)


(自分と正面のみ集音)

会場では、ライオンのマスコットが歩き回っていたので、写真をとってもらいましたw
イベントのマスコットかと思ったら、フォナックのマスコットでしたw
名前は不明ですw

Quick aid

Quick aid


補聴器の乾燥機専用メーカーさんです。
通常のシリカゲルだけの乾燥ケースに比べて、かなり高機能になっています。
特徴は、循環ファン、紫外線LED、特殊乾燥剤です。
担当者の話では、シリカゲルだけでは乾燥は不十分とのこと。理由としては、シリカゲルによる乾燥は1晩では時間的に足りないことと、シリカゲルの吸湿性は3か月ももたないことのようです。
クイックエイドはシリカゲルよりも強力な特殊乾燥剤をもちい、さらに循環ファンによる空気対流と紫外線LEDによる除菌・乾燥を行うため、効果は高いとのことです。

値段もそれほど高くないので、実用的だと感じました。

ワイデックスのブースでも乾燥器に力を入れていることが伺えましたが、補聴器のデジタル化が進み、より繊細なケアが必要になってきているようです。

まとめ

補聴器フォーラムではほかにも様々なメーカーが出展しており、多くの最新補聴器や検査機器等に触れることができました。
また、医師による「難聴と耳鳴り」のご講演もあり、かなり充実したイベントでした。

最後に、アンケートを書いたところでお土産に「ロロくん」のぬいぐるみをもらいましたw

日本補聴器工業会が「補聴器を身近な商品として認知して欲しい」という目的で6月6日を補聴器の日と制定し、そのキャラクターとして作られたのがロロくんです。
補聴器関連のイベントでよく見かけて、「いつかゲットしてやる!」とひそかに思っていたので、かなり嬉しいです。

補聴器フォーラムで気づきましたが、マスコットキャラクターを作っているメーカーもいくつかありました。

リオネットのピクシー。
フォナックのライオン。
オーティコンのリス。

ロロくんはゲットできたので、次の目標は補聴器業界のマスコットぬいぐるみ制覇です!

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