オーダー「突然の執筆依頼」

仕事

ウィムッシュ!

突然、一通のメールが送られてきた。

 

「本の出版をお願いしたく、ご連絡差し上げました。よろしければ詳細をお話させていただければと思いますので、ご連絡いただけませんでしょうか?」

 

・・・本の出版?

いやいや、何で?

どう考えてもこんな無名の言語聴覚士に頼むのはおかしいでしょ。もしや新手の詐欺?

一先ず様子見でメールを無視していると、今度は仕事仲間から連絡が入る。

 

「出版社の方から執筆依頼が届いてます。もしかしたら直接連絡が来てるかも知れませんが、念のためメールを転送します。」

 

メールの内容を確認してみると、やはり同様に出版の話をしたい旨の内容。

・・・いやいや。だからおかしいって。

たいした実績もないのに何でピンポイントで狙ってくるの?

しかし、その後もあの手この手で連絡を入れてくる出版社。

ここは一度冷静になって考えてみなければ。

1.こんなピンポイントで詐欺ってくるやつはいるか?
NOだ。無名の言語聴覚士に散々無視をされながらもしつこく食い下がるメリットはないだろう。

2.返信するデメリットはあるか?
NOだ。すでに仕事仲間経由の連絡もあることから返信のリスクはたいしてない。

3.本の執筆に興味はあるか?
YESだ。人生計画のなかにゆくゆくは出版をしたいと組み込んでいる。これはまたとないビッグチャンスだ。

つまり・・・このチャンスを逃す理由はひとつもない!!

覚悟を決め、出版社に連絡を入れる。

すると、さっそく返信が入る。

 

「ありがとうございます!では、企画書を送付しますのでお目通しいただければと思います。なお、ご挨拶を兼ねて打ち合わせを行わせていただきたいのですが、職場はどちらになりますか?」

職場がバレるデメリットがあったかー!!!

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