聴覚障害者向けのコミュニケーションアプリがニュースになっていましたので、記事にしました。
文字を音声再生でき、さらに音声を文字として表示することができるとのこと。
聴覚障害者のメジャーなコミュニケーション方法としては筆談がありますが、筆談は相手の負担が大きく、時間もかかり、スムーズなコミュニケーションとは言いづらい場合もあります。
ですが、このアプリなら相手の声を文字として表示してくれるので、相手の負担もかかる時間も大幅に減らすことができますね!
下記に、総務省の報道資料を転載します。
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■概要
「こえとら」は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の高精度音声認識技術及び高品質音声合成技術を用いて開発されたもので、聴覚障害者が健聴者等との間で、文字と音声を互いに変換し合うことで円滑なコミュニケーションができるよう支援するアプリです。平成25年6月からNICTによりiOSアプリとして提供が開始され、その後も利用者からの意見をもとに改良が行われてきました。
この度、「こえとら」に、離れている人同士でもネットワークを介して通信する機能等が加わり、また、Android端末でも利用できるように改良が行われました。これにより、多くのスマートフォンで、「こえとら」が利用できるようになりました。
■「こえとら」の主な特長
・聴覚障害者が入力した文字を音声で再生するとともに、健聴者が入力した音声を文字で表示することで、両者の円滑なコミュニケーションを支援。
・よく使う文が定型文として登録されており、さらに、利用者自身がよく使う文を追加登録することにより、文字の入力をより簡単に行うことが可能。(絵や地図などを使って情報を提示可能。)
・従来のiOSに加えAndroidにも対応。[新機能]
・ネットワークを介して複数の端末を接続して通信することが可能。[新機能]
(iOS版は近日提供開始予定※)
こえとら
http://www.koetra.jp/index.html
ではでは。
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