ウィムッシュ！
出版社から初校ゲラの送付の報せが届く。
念のため時間指定配達をお願いし、その日は残業無しで帰れるように仕事を急いで終わらせる。
しかし、そのような日に限って急な予定は入るもの。
結局、会議やら資料作りやらで若干帰りが遅くなってしまい、指定時間を過ぎてしまう。
「ただいま！荷物届いてなかった？」
「おかえり。原稿はテーブルのうえに置いてあるよ」
おお！ちゃんと荷物が届いてる。
妻に礼を言い、改めて荷物を開封する。
って、ちょっと待て。
何で荷物が初校ゲラだって知ってるの？
てか、すでに開封している！？
そんな動揺する自分に対して、妻が一言。
「あ！何箇所か気になるところがあったから付箋貼っておいたよ。」
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ちゃっかり読んでじゃねぇぇぇ！！！
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