ウィムッシュ!
ついに再校ゲラの段階までたどり着いた。
著者が文章を直せるのはこの再校ゲラが最後になる。
再校ゲラを1ページめくった段階で初校ゲラとの違いに驚く。
デザイン、レイアウトが組まれており、ほぼ完成本がイメージされている。
やばい!
これはテンションがあがる!!!
だが、浮足立っても居られない。
再校ゲラの期間は初校ゲラよりも短く10日しかない。
まずは初校ゲラの修正箇所が直っているかのチェック。
次にレイアウトの指定位置をチェック。
そして最後に用語の整合性をチェック。
少しのミスもないように文章だけでなく図表もくまなくチェックする。
すると、ふと、ある違和感に気付く。
・・・あれ?
第4章のイラストが1つ足らない?
メールで指定した位置にイラストが入っていない。
イラストレーターが間に合わなかったのか?
いや、他のイラスト挿入箇所にはちゃんとスペースが確保されている。
とりあえず、赤ペンでチェックをし、その後もチェックをしていくと、全く関係ない章に指定したイラストが挿入されていることに気付く。
いや、さすがに再校ゲラでこれはまずいでしょ!
編集者しっかりしてよ!
レイアウトが変わるほど大きなミスなので、提出期限前だが連絡を入れようとメールを立ち上げる。
そのとき、ふと、自分が送信したメールを読んでみる。
すると
『図の挿入位置は第5章にお願いします!』
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大ミスしてたのは自分でしたー!!!
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