エセックス大学(イギリス)の研究者が開発したiPhoneアプリ(無料)をインストールして設定を行うと、スマートフォンを補聴器として使用することができるようになる。
iPhoneにそもそも備わっているマイクロフォンやイヤホンジャック、音声処理機能を活用している。このBioAidはあらゆる音を増幅するのではなく、背景の雑音を弱めたり、聞き取りにくい周波数を増幅したりと通常の市販の補聴器よりも細かい設定も可能。Android版はない。
アプリケーション化することで研究成果を活かしたさまざまな調整を適用することができるという。iPhoneなどスマートフォンは日常生活において普通に持ち歩く物の一つであり、アプリになっていればいろいろとチューニングして聞き取りやすい設定を自ら行うこともできる。
Wireless News
エセックス大学のニュースリリース
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