ウィムッシュ!
同じ教室で同じ師匠から同じ古典落語を習っていても、演者によって全く違う落語になる。
そこが古典落語の面白さだと思う。
また、古典落語でありながら時事ネタや流行を取り入れることでオリジナリティを出すことができる。
これもまた古典落語の面白さだと思う。
ある落語会でいままでボランティア落語で一緒にならなかったチョコレート先輩と初めて同じ高座に上がることになった。
年齢も割と近く打ち上げでは何度か話したことはあるが、高座を見るのは初めて。
演目は自分も持ちネタとしている『子誉め』。
しかし、オリジナルの若干毒のあるくすぐりがふんだんに使われている。
「『竹さん。これはあなたの子で?』『ドキッするじゃねぇか心臓に悪いな。俺の子だよ!』」
可愛い顔をしてダークなことを言うところがたまらないwww
師匠の前だったら確実に怒られるだろうけど面白いwww
客席は理解できなかったようでウケてなかったけど、自分はかなり好み。
高座が終わるとすぐにチョコレート先輩のもとへ駆け寄って落語の感想を言い合う。
「師匠のくすぐりも良いけど、客層によって臨機応変に変えている。」
「あのセリフは八さんの間抜け具合を演出した。」
「あそこはもうちょっと個性を押し出した方が良かった。」
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俺の求めていたのはこれだーーー!!!
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