吃音に真剣に取り組みだしてから、ようやく「キラキラ」を読むに至りました。
知り合いのSTから「涙無しには読めません」と言われてたこともあり、なんか敬遠していましたが・・・
素直に読んでよかったです。
実体験ではなくあくまで物語ですが、吃音のある小学生 新一の心の機微が表現されています。
・どもることを気にしていなかったのに友達のからかいから言いづらくなってしまったこと
・勇気を出してクラスで発表したこと
・言い方が皆違っていいという考えに進めたこと
とても感動しました。
さらにことばの教室のひげ先生がとても良かったです。
新一をひとりの人間として接し、新一のやり方を尊重しています。
ひげ先生からは見習うべき箇所が多すぎですw
本書は吃音に悩む子供達に向けて書かれたとありましたが、是非とも親御さん、先生、専門家にも読んでいただきたい本です。
ちなみに、涙無しには読めませんでした。
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