今回は、ずばり本題の勉強の仕方です。
勉強のやり方は個人個人に合ったやり方があると思いますが、言語聴覚士国家試験に関しては多くのサイトで同じ方法が紹介されています。
それは過去問を解くという方法です。
ここでは私が実践した過去問の解き方を紹介します。
過去問の解説を作る
私が行っていた勉強法はシンプルで「国家試験の過去問の解説を作る」だけです。
でも、これがかなり大変でした。
どうやればいいかというと、まずは過去問3年間分の解説を作ります。
解説は自分なりでいいのですが、以下の点に注意してください。
- 過去問題集の解説は見ない。
- 参考書は最低でも3冊は使う。
- 似たような問題でも解説作りを怠らない。
過去問の解説は見ない
まずは、なぜ過去問題の解説は見てはいけないのか、から説明します。
過去問題集は簡単な解説のうえ、1つの選択肢しか説明していない場合もあります。これでは知識不足になり、本番の試験では通用しません。
問題集の解説は答え合わせ程度に見ましょう。
参考書は最低でも3冊は使う
次に多くの参考書を使う理由は、参考書により意見の違いや書いてあることと書いてないことがあるので、複数の参考書の内容を比較することで多くの情報をより正しく取り入れられることができるからです。
また、本を読む力がつきます!
似たような問題でも解説を怠らない
そして、似たような問題でも解説を作るのは、何度も書くことによって記憶に定着させるためです。要は書いて覚えるということです。
解説の作り方
具体的な解説の作り方を説明します。
例えば「ブローカ失語は流暢性が特徴」という選択肢があったとしたら、まずはブローカ失語の説明をします。
ブローカ失語とはどういうもので、何が特徴で合併症は何か。このくらいまで書いたら、病巣の図などを貼り付けます。
そして、「非流暢性なので間違い」というようにして、この選択肢の解説を作ります。
もちろん1つの問題に選択肢は5つあるわけですから同様のことを後4つ行ってやっと1つの問題を終えるわけです。
この方法ならメンドウなノート作りなんてやらなくても、国試を解くごとに勝手にノートが出来ていきます。
また、ノートにあらかじめ余白を作っておくと後々付け足したいことが出てきたときに付箋などを使って簡単に付け足すことが出来ます。
まずは過去3年間分の問題集をやり、それが終わったら最新の国試をやっていくのが良いでしょう。
3年間分の問題だけで600問、最新の問題も合わせたら800問!そのすべての解説を作るわけだから相当な知識がつくと思います。
まずは1日7問ペースくらいから始めてみると良いです。
ではでは。
コメント