【落語】素人落語・アマチュア落語の会とは?

落語

素人(アマチュア)落語家たちのことを昔は天狗連または素人連と呼びました。現在の素人落語団体でも天狗連の名称をそのまま使っているところもあれば、落語サークル、落語会という名称で活動しているところもあります。
素人落語家が集まって作る落語会。その形態には様々なタイプがあります。

落研出身者の会

落研出身者が集まって作る落語会です。
同じ大学出身者が集まるので上下関係がしっかりしており、統率がとれています。

落語教室の落語会

落語教室の仲間が集まって作られる落語会です。
皆、同じ師に稽古をつけてもらっているので演目の相談がしやすく、和気あいあいとしています。

地域の落語会

同じ地域の落語家が集まって作る落語会です。
地域サークルでメンバーを募集したり落語会で知り合った同士で意気投合したりして同じ志を持った者同士で作る落語会ですので目的が明確です。このタイプの落語会はメンバーも多く、タイプの違う落語にも触れられるので刺激にもなります。

落語だけじゃないメンバーたち

落語会という組織としていますが、メンバーは落語家だけに限りません。
特に「地域の落語会」のタイプになると、マジックや三味線、南京玉すだれといった高座を盛り上げてくれる演者もたくさんいます。
また、落語が好きで高座を応援してくれるスタッフもメンバーとして入ってくれるパターンもあります。(中には打ち上げ番長がいる落語会もあるようです(笑))
落語への関わり方は人それぞれ。楽しみ方も人それぞれあるということですね。

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