平成28年11月11日、12日に千葉県我孫子市にあるけやきプラザで開催された「第11回 千葉県福祉機器展2016」に参加してきました!
千葉県の福祉機器展ということもあり『地域密着型』っという感じがとても良かった。
出展されてた企業も地域の企業が多くて、色々話していると知り合いの名前が出てきたりして面白かったwww
福祉機器展を回ってみて、いくつか気になった製品があったので紹介します。
BOUSAI abonet
もしもの災害に備える保護帽です。
見た目は普通のワークキャップなのですが、帽子の内側にハードタイプのポリエチレンビーズを使用していて高い保護性能を実現した商品とのことです。また、基本的には帽子なので、折りたたんでコンパクトに持ち運ぶこともできるようです。
こちらのabonetの商品は、ラインナップがとても充実しているところが魅力です!
高い保護性能を備えたまま、見た目にも気を使ったオシャレなデザインが多く取りそろえられています。
会場にいた担当者の方に伺ったところ『高齢者等の転倒の危険がある方が普段から使えるように考案された』とのことでした。
こういう気遣いがありがたいですね!
実際にかぶらせてもらいましたが、違和感はほとんどなく普通の帽子とそうかわりませんでした。
災害リハをやっている知り合いに是非紹介してみようと思います。
RICANUS
視線だけで意思を伝える介護支援ツール「RiCANUS-リカナス-」です。
重度の寝たきりの方や筋萎縮性側索硬化症(ALS)の方など、手足の自由がきかない、大きな声を出せない人が、手や声を使わずに自分の意思を伝達することができる機器とのことです。
本製品はipadにインストールされたアプリです。
操作はipadの画面上に表示される文字に視線を合わせることで入力していきます。つまり、文字を見つめるだけで意思を伝えることができます。
また、本製品の特徴としては入力した文字をiphoneに送信することができる点です。これにより、その場にいなくてもご家族や担当の介護士さんとコミュニケーションをとることができます。
担当者の方のお話しだと、本製品は実機テスト中でテスト機関を募集しているとのことでした。
最近はICT技術の向上で視線入力が増えてきましたね。
手芸療法士協会
なんだか面白そうな協会が立ちあがったので、自分自身が忘れないように書いておきますw
手芸療法とは、自分を奮い立たせて頑張るようなトレーニングではなく、ご本人が「楽しい」気持ちを持つことをサポートする事で、機能向上へのサイクルを起動させるプログラムとのこと。
ちなみに改善が期待される主な症状は、認知症、生活不活発病、うつ症状、不安症とのことです。
手芸体験をさせてもらいましたが、確かに楽しかったw
ちょっと手芸に興味が出てきましたw
ちなみにこの資格は、手芸療法士講座を受けることで協会の認定資格がもらえるようです。
まとめ
福祉機器展のような色々な企業や団体の集まるイベントはいつも新しい発見があってとても勉強になりますね!
いままで存在は知っていましたが、参加しなかったのが悔やまれる!
来年も絶対参加しよう!
ではでは。
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