オーダー「着物購入」

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ウィムッシュ!

落語を始めてから1年半。

いままで浴衣で頑張ってきたが、やはり季節感を無視する無礼に耐えきれず着物を購入することにした。

しかし、着物など買ったことがないから買い方がわからない。

とりあえず、近所にたんす屋さんがあったので話だけでも聞いてみることに。

「あの・・・男物の着物が欲しいのですが」

「お客さん! グッドタイミングですよ!」

初っぱなからハイテンションで話しかけてくる店員。

やばい店に入っちまったな・・・と、若干後悔しつつもとりあえずグッドタイミングの理由だけでも聞いてみる。

すると、近々有楽町で年に1度の決算セールが開催されるとのこと。

「私も会場におりますので、是非私に担当させてください!お願いします!お願いします!」

と、物凄い圧力でチラシに担当名を書き名刺まで渡してくる。

店員の対応は置いておいて、せっかくなので足を運ぶことに。

 

後日、決算セール会場に着くとエレベーター前から長蛇の列。

あまりの人数に圧倒されながらも、自分の番になり受付でいただいた名刺を差し出す。

途端に

「○○店のお客様ご案内です!」

「○○店のお客様ご案内です!!」

「○○店のお客様ご案内です!!!」

と、受付を皮切りに通路、会場入口、会場内とご案内のウェーブがこだまする。

 

やばいwww

マジで変な世界に飛び込んじまったwww

果たして生きて帰れるのか!?www

 

声に押されるまま会場入りし、例のハイテンション店員に出迎えられ男物コーナーに案内される。

男物コーナーにつき、さっそく試着をしてみるが、体に合う着物が全然ない。

「昔は背が高い人がいなかったから、現代の人のサイズに合う着物は稀なんですよー。」

なるほど。リサイクル品だからサイズが合わないのは仕方がないか。

「お客さんくらい身長があると、本当は生地から仕立てたほうがいいんだけどなぁ。。。」

暗にオーダーでの作成を進める店員を無視してリサイクル品から探し続ける。

 

すると

「お客さん!これなんかどうですか!?」

と、店員が1着の着物を持ってくる。

「おぉ。色といいサイズといい、良い感じですね。」

「そうでしょう!特に胸のところで輝く家紋!何と言ってもこれがオシャレじゃないですか!」

「へー家紋入りなんですかー。。。って、家紋!?」

 

ちょwww

サイズが合うからって、他人の家紋を背負うわけにはいかないでしょwww

てか、こんなぺーぺーが家紋入りなんて来てた日にゃ師匠から何言われるかwww

 

しかし、実際に袖を通してみるとこれがぴったり。

他に合うものもないし、高座の予定も近い。

悩みに悩んでいると店員から一言。

 

「この家紋・・・縫い付けじゃないから自分で剥がせますよ?」

 

何!!?

家紋って剥がせるの!!?

 

店で家紋の除去をする場合は1箇所2000円ほどするらしいが、剥がし跡さえ気にならなければ自分で剥がせるとのこと。

「今なら値札から50%値引きします!さらに1000円のクーポン券もお付けします!さぁ!さぁさぁ!いかがでしょうか!?」

 

調子のいい野郎だな。。。

お買い上げだバカヤロウ!!!

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コメント

  1. 行徳亭 林檎 より:

    言語聴覚士さん。凄く面白いブログ楽しんでます。こちらは介護支援専門員で、第六回落語国際大会IN千葉の予選に出場しました。物凄く面白いので、いつも気にしています。林檎

    1. みやのひろ より:

      行徳亭林檎さま
      読んでくださりありがとうございます!
      近い業界の仕事ですね!でも、落語国際大会に出場するほどの実力・・・遠い存在ですw
      どこかでお会いしたときはお手柔らかにお願いしますw

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