ウィムッシュ!
落語教室の稽古も終盤に差し掛かった4日目。
残りの稽古日数が少なくなり、師匠にも生徒たちにも余裕がなくなってくる。
「では、後半からお願いします。」
きた。いきなりやってくる師匠の『後半攻め』。
今までは出だしのマクラから話始めていたが、いきなり師匠が話し出す箇所を指定することもある。
この途中から話始めるのが本当に難しい。
マクラも含めて話の流れで内容を覚えているため、途中からだと流れを掴めずにスラスラと言葉が出てこない。
そのうえ稽古終盤という状況も重なり
「師匠、後半とはどこからでしょうか?」
「後半は後半です。さ、始めてください。」
話始めの場所さえ教えてもらえず、うろたえる生徒たちwww
しかし師匠は目を瞑って聞く体制www
もうとりつく島もないwww
そんななか、ある生徒の行動が教室内の空気をガラッと変えることになる。
「えー、世の中にはたくさんのご縁がございまして」
ちょwww
マクラから始めてるよ兄さんwww
この空気の中すごい心臓だなwww
って、これは有りなのか!?www
思いもしない行動に面を食らう一同。
恐る恐る師匠の顔をのぞき見てみると
・
・
・
そこには目だけが笑っていない師匠が。
その後、静かに猛者兄さんの稽古が終わり、自分の番がくる。
「次、みやのひろさん。ちゃんと後半からお願いします。」
高座にあがりたくねぇぇぇぇぇ!!!
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